オカダ・カズチカの見下し「オレ、3年前に柴田さんと約束なんかしたかな?」|新日本プロレス
2017年3月20日(月) 新潟・アオーレ長岡で行われた「ニュージャパンカップ 優勝決定戦」その頂きに立った柴田勝頼は、試合後のコメントでこのように話した。
柴田「何か? あるでしょ、今日は?」
――率直に『NEW JAPAN CUP』初優勝、頂点を極めたいまの心境は?
柴田「これで終わりだと思ってなんで。こっからがやっと……やっと道のりが……。やっとだよ? 3,4年? 3,4年かかったね。なかなかシングルで触らせてもらえない。チャンピオンから。……俺の、俺の育った新日本プロレス。いまの新日本プロレス、素晴らしいよ。とてつもなく素晴らしいよ? だけど! 大切なことを、忘れているよ。いつ何時、誰の挑戦でも受ける、一番大事な、一番根本、忘れていやしないかい? と。俺はそこを問いたい。だから、言われたとおり、トーナメント優勝して、挑戦権を得た。文句ねーだろ。文句ねーだろ! ああ?」
――リング上では、「オカダ選手との約束」という言葉がありました。
オカダ「約束だねえ! 3年か4年前に、大阪だったかな? 『誰でも目の前に立てば挑戦できるようなベルトじゃない』と。そりゃあ、そうかもしれないよね。ここに来るまでに3,4年かかったってことだよ」
――たしか後藤さんが挑戦して敗れた時に、セコンドの柴田さんが目の前に立ったが、挑戦できなかったことがありましたね。
柴田「ん~。じゃない? 言われたとおり、約束は守った。俺は。時間、かかっちゃったけど。そしてオカダもIWGP、いま保持してる。条件は……整った! 3,4年越しの約束だよ」
――オカダ選手も「優勝者は挑戦して来い」と発言していましたから、受けるとは思いますが。
柴田「だいたいね、このトーナメントがよくわからなかった。トーナメントの優勝者が、挑戦したいベルトを選べるって。2段階で選べるようになっちゃっているから、意味がわからなかった。だから、目の前の一人を全力でぶつかって、倒して、いまここにいる」
――すでに発表されているように、4月の両国国技館大会で行われることになっています。
柴田「どこでもいいよ! どこでもいいよ。場所なんてどこでもいい」
――舞台よりもIWGPヘビーのベルトに魅力を感じる?
柴田「“オカダの持つ”IWGPヘビーだね! ウン。新日本プロレスとの勝負、まだ終わっちゃいねーんだ、俺にとっては。……こういうの初めてなんだよ、なんか。優勝みたいなの? なにかほかにありますか?」
――かつて『G1』でオカダ選手と闘ったときに、「弱点を見つけた」とおっしゃってましたが?
柴田「いま、言わなきゃいけないの?」
――そこはお任せします。
柴田「じゃあ、もうちょっと。まだ時間あるみたいだから」
――今回、IWGPのチャンピオンがオカダ選手じゃなくとも、IWGPヘビーを選んだ?
柴田「……わかんないね。俺はいま、優勝した。その先のことは考えていなかったから。優勝した、ベルトを選ばなきゃいけない。挑戦するベルトを選ばなきゃいけない。選ばない理由ないじゃないすか?」
――IWGPというベルトを選んだ? それともオカダ・カズチカを選びました?
柴田「“IWGPを持っている”オカダだと思うね。そこと勝負をしたい、そこと勝負をする。それ以上でも、それ以下でもない」
――今日、オカダ選手はなぜ現れなかった思う?
柴田「帰ったんでしょ? 駅近いから。俺だって帰るもん。早く帰りたいでしょ? ……まあ、言い方を変えたら『逃げた』ともとれるけどね。言ってたんでしょ? オカダは『挑戦してこい』と。相手が決まるトーナメントの決勝、会場に居て出てこなかったのか、居なくて出てこなかったのか。そんなこと関係ないんだよ、『来なかった』これだけは事実。だけど、もう逃がさねえ!」
――柴田選手は、自分が育った“あの頃”の新日本プロレスに誇りを持ってる。それとオカダ選手の新しい新日本プロレスの激突とも見れますが?
柴田「“あの頃”っていうのを知らないからね。そもそもが。かぶってないから、俺とアイツは。アイツの知らない新日本プロレスを俺は知ってるよ。そして、いまの新日本プロレスを俺は知ってる、二つ知ってるよ。……ありがとう。ありがとうございました!」
引用記事:新日本プロレス公式
そして、「“約束したヤツ”がいんだよ。3、4年前かな?」のオカダ・カズチカの返答が、今週号の週刊プロレスに掲載されていた。」
オカダ「柴田さんから約束って言われた瞬間に、後藤さんとなんか約束したのかなって(苦笑)」
オカダ「オレ約束なんかしたかな?って。(ほとんど)絡んでないし、なんのことをいっているのかなって。」
ーーーでは、柴田選手の「挑戦したいならニュージャパンカップに優勝してから来い」という言葉を聞いて思い出した感じですか?
オカダ「その言葉を聞いて、あぁそうなんだって。」
ーーー3年前に言われたことをずっと覚えていたんだなという感覚?
オカダ「そうですね、バカまじめだなって。」
さすが、オカダ・カズチカ。
さすが、IWGPヘビー級チャンピオン。
さすが、新日本プロレス看板レスラー。
・・・って感じですね www
あの頃のオカダ・カズチカが垣間見れる瞬間でもある。
柴田勝頼・・・37才
オカダ・カズチカ・・・29才
年齢から見れば、8才年下のチャンピオンから「見下される」柴田勝頼の心境は、今週号の週刊プロレスを読んだらどうなるのか?どのように感じるのか?
硬派でストロングスタイルを貫き通しているだけに、「バカにされる、見下される」ことは1番嫌いな感じもするが。
まぁ、プロレスの世界にはあまり関係ないかもしれないが・・・www
では。