スタッフでもある「ヨシタツ」がタグチ・ジャパン監督・田口隆祐に反抗したことは「プラス」に働くのか?|新日本プロレス
2017.4.23 東京・後楽園ホール大会「第5試合」
【本隊】
vs
【ロス・インゴベルナブレス・デハポン】
BUSHI&〇SANADA&高橋ヒロム
試合後のバックステージにてヨシタツがタグチ・ジャパン監督、田口隆祐に反抗した。
ヨシタツ「オイ、田口。昨日コメント見たぞ。誰が、ネグロ・カサスだよ」
田口「ネグロ・カサスじゃないのか?」
田口「えっ!?」
ヨシタツ「当たり前じゃないか。まぁ、その話はいいよ。もう2連覇だよ。どうなってんだよ、お前。バカヤロー、監督の采配が悪いからだよ」
田口「は!?」
ヨシタツ「采配ミスだろ。お前はスタッフの力を借りるんじゃないよ」
田口「お前が、出したサインを忠実にやってれば」
リコシェ「ゴメン。俺のミスだよ」
リコシェ「次、頑張ろう」
ヨシタツ「采配がショッパイよ。俺、スタッフなんだよ。試合負けたって言うんだったら、選手達で何とかしかなと。俺、スタッフなんだから。頼むよ」
田口「逆切れですか?」
ヨシタツ「お前な、悔しかったら、俺をメインイベンターに育ててみろよ」
田口「逆切れですか? メインイベンター?」
ヨシタツ「監督として悔しかったら、俺をメインイベンターに育ててみろよ! もう冗談じゃないよ。やってられないよ、ホント(※ヨシタツは先に控室にさがっていく)」
田口「『俺を育てろ』と?」
リコシェ「ノープロブレム」
田口「防衛に関しては、ノープロブレムだけど。『スタッフからメインイベンターに育てろ』と? そっか、やるしかないですか」
――ヨシタツ選手には、ブロックサインを教えてなかったんですか?
#タグチジャパン 、今夜は噛み合わない!
— njpwworld (@njpwworld) 2017年4月23日
監督@taguchiryusuke のサインを拒否するスタッフ・ヨシタツ@YoshiTatsuIsm !#njdontaku 後半戦を生中継!▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP#njpw #njpwworld pic.twitter.com/XAUJZwbGrY
田口「いや、一覧表、サインメモは渡してます」
――伝わってなかったということですか?
田口「伝わってないですね。彼のやったサインが何なのかわからないですね。まぁ、『育てろ』と言うならね……このシリーズでいきなりメインイベンターは無理でしょうけどね、ある程度のところまでありますか。
まぁ、スタッフを受け入れてしまったものはしょうがないからね。ロスインゴもスタッフから勝ったってしょうがないでしょ? スタッフから2連勝して、何の意味がある? (俺かリコシェ)どっちかから獲って意味があるんでしょ。スタッフは“避雷針”ですよ。
我々はノーダメージでこのシリーズを切り抜ける“避雷針”。彼は昔から“避雷針”として、若手時代から怒られるのも彼でしたからね。まぁ、彼ができないだけなんですけどね。頑張ってもらいましょう。メインイベンターにしてみましょう」
引用記事:新日本プロレス公式
・・・上記のやり取りを読んでも分からない人もいるかと思いますので、説明しますと・・・
ヨシタツ選手は、新日本プロレス所属選手であるが、近々まで海外の団体「CMLL」で試合を行っていた。
そして、2017.4.22 東京・後楽園ホールから帰還し、本隊として試合をするわけですが、そこには「タグチ・ジャパン」という人気急上昇中のユニットが完成していた。
だから、必然的に本隊 (田口隆祐監督とタッグ)で試合をするということは「タグチジャパンの一員」となってしまうのである。
しかし、田口隆祐監督は、ヨシタツ選手をタグチ・ジャパンの「正選手」と受け入れることをせず「スタッフ」として加入させたのだ。
そのツイートがコチラ。
【タグチジャパン通信】4/14現在
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2017年4月14日
監督
田口隆祐
A代表(2期)
棚橋弘至
リコシェ
田口隆祐
強化指定
ハリウッドJURINA
KUSHIDA
中西学
外国人枠
エルガン
ドラゴンリー
ジュース
フィンレー
育成枠
北村克哉
スタッフ
ヨシタツ
そして、上記のやり取り・・・
ネグロ・カサスについては、2017.4.22 東京・後楽園ホール大会バックステージにて・・・
田口「ヨシタツが、勝敗以前に、なんだあのヘアスタイルは? なんだ? メキシコに行って、ネグロ・カサスか? ネグロ・カサスさんのマネか? ちょっと勝敗以前に、タグチジャパン一員として、あのヘアスタイルをどうにかしないと、話にならないね。なんだあれは? ネグロさんか?」
引用記事:新日本プロレス公式
まぁ、この一連の流れで私が感じたことは、「インパクト」としてはあったかなぁ~と、しかし、ヨシタツ選手がやることで、マイナスに働いてしまうと言う・・・聊かさみしい現実だ。
もし、このヨシタツ選手の言葉を「KUSHIDA選手」が言っていたら、展開が上手く転がったと思うのは私だけでしょうか?
・・・もしかしたらね www
では。
追記
この記事の動画が新日本プロレスワールドで「無料公開」されています。