武藤敬司持論:今年になって相次いでいるマット界の事故を回避する方法は「圧倒的な個性」を打ち出すこと
東スポwebから配信された9月20日の記事で、現在プロレス界で起こっているケガや事故について説得力のある持論を展開していたので紹介します。
◆武藤も立ち上がった!「高山支援マッチ」 馳議員にも“復帰第2戦”を要請へ
W―1の武藤敬司(54)が19日、新イベント「プロレスリングレガシー」(10月1日、石川県産業展示館3号館)を通じて「頸髄完全損傷」から奇跡の復活を目指す帝王・高山善廣(51)を支援することを明かした。今年になって相次いでいるマット界の事故について武藤なりの持論を展開すると、大会実行委員長を務める馳浩衆院議員(56)に“復帰第2戦”を要請した。
――同大会のメーンでは西村修、大谷晋二郎と組んで鈴木みのる、NOSAWA論外、ロッキー川村組と対戦する。
武藤:鈴木が先頭に立って活動しているから、この試合に何かしら高山を応援する冠をつけようと思っている。W―1初期のころに助けてもらったし、俺個人も全日本プロレスの時からつながりがあるし。ただ試合は別。感傷に浸ることもないし、老体にムチ打って締めてみせますよ。
――みのるを代表とする有志が支援団体「TAKAYAMANIA」を設立し、支援の輪が広がっている
武藤:高山だけじゃなく、最近のプロレス界は事故が続いている。たとえば新日本プロレスを見ても、ちょっと前だと(現WWEの中邑)真輔と棚橋(弘至)にオカダ(カズチカ)と毎回同じメンバーでやっていた。レスラーって頑張るもんだから、同じ試合でも上塗りしてエスカレートしていく。そういう考え方のプロレスを変えたほうがいいな。
――業界全体にその傾向はある
武藤:俺たちの時はビッグマッチだと知らない相手とやらされたりしたけど、今のヤツらはトップが固まっているからね。1回目より2回目…とエスカレートすると想像できる。
――どうすればいいか
武藤:もっと選手自身が“印籠”を持つこと。つまり圧倒的な個性だな。昔の(アントニオ)猪木さんなんか町を歩くだけでオーラがあっただろ? (ハルク)ホーガンはギロチンドロップだけで納得させた。そういうプロレスもあるということ。一番は説得力だな。
――「レガシー」は馳氏が実行委員長を務める
武藤:東京で「プロレスリングマスターズ」をやった熱を地方に普及させたいと思ってる。先生は(衆議院が)解散しそうだし、気軽に見てもらうよ。ただ、どうせだったら裏投げ3発くらいはやってもいいようにこっちも(復帰第2戦を)準備しておくけど。(7月26日の復帰戦で)つくり上げた筋肉は落ちてないと思うし、3発くらいできるだろ(笑い)。
引用記事:東スポweb
- 圧倒的な個性・・・
- 猪木さんなんか町を歩くだけでオーラがあった・・・
- ホーガンはギロチンドロップだけで納得させた・・・
何も反論することはない・・・その通りである。
今のプロレス界で言えば、上記に当たる「個性」を確立している選手は中邑真輔になるのかな?
武藤敬司もその1人ですが・・・
今の新日本プロレスで個性を打ち出している選手は、EVILに当たるのかもしれない。また、SANADAも武藤敬司のそばに長くいたいたことから「個性」を意識しているのかもしれない。
だから、お笑い路線に走っているのかもしれませんね?
まぁ、それでも事故についての武藤敬司の持論は説得力がある。
⇒ 【姉妹ブログ】プロレスの持つエンターテイメントにビジネス論を混合させた反逆者のブログ。当筆者は、起業家です。