2017.6.11 大阪城ホールのチケット「前売り完売」が凄い3つの理由|新日本プロレス
2017.6.11 大阪城ホール大会のチケットが2週間前にもかかわらず「前売り完売」したことが発表された。
【完売御礼!】なんと『DOMINION 6.11』6月11日(日)大阪城ホール大会は座席指定券が全席ソールドアウト!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2017年5月29日
★“立見券”の前売販売が数量限定で緊急決定!https://t.co/xWEw9vRQXj
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ちなみに、大阪城ホールは1万人規模の会場である。
そこで、この「前売り完売」がどれほど凄いことなのか?3つの理由を書こうと思う。
1、チケットが値上げされていた。
これから始まる「G1 CLIMAX 27」2017年8月5日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会と価格差を見てほしい。
- ロイヤルシート:¥30,500:¥12,500
- 1階アリーナ:¥15,500:¥9,500
- 1階ひな壇A:¥15,500:¥9,500
- 2階特別席:¥8,500:¥6,500
- 2階指定席A:¥5,500:¥4,500
1万人規模の大阪城ホールと5千人規模の大阪府立では比較対象にならないかもしれないが、ロイヤルシートの価格だけ見てもらえれば約2万円も違うことが分かるだろう。
次に、
2、全タイトル戦がまだ発表されていない。
発表になっているカードは・・・
マイケルエルガン vs cody
◆IWGPジュニアタッグ選手権試合
(C)六本木ヴァイス vs ヤングバックス
◆IWGPタッグ選手権試合
(C)ウォーマシン vs G.O.D
◆NEVER無差別級選手権試合 ランバージャック・デスマッチ
◆IWGPインターコンチネンタル選手権試合
◆IWGPヘビー級選手権試合
(C)オカダカズチカ vs ケニー・オメガ
まだ、決まっていないカードは・・・
(C)高橋ヒロム vs ●●
◆NEVER無差別級6人タッグ王座
(C)EVIL&BUSHI&SANADA vs ●●
にもかかわらず「前売り完売」なのである。
最後は・・・これが1番驚いたことことだが・・・
3、大阪城ホール大会のセミとメインに出場する選手4人、オカダカズチカ、ケニー・オメガ、内藤哲也、棚橋弘至がシリーズ前哨戦に全試合出場していないということである。
今までの新日本プロレスのやり方としては、タイトル戦に出場する選手は、前哨戦をしっかりと闘う流れだった。
しかし、今回は、休んでいる選手もいる。
つまり、選手を休ませても動員できるということなのである。
これは、非常に会社としてはプラスであり、今後の展開としては選手の体調面をしっかりとケアしつつもチケットは捌けると言うこと。
まとめると・・・
◆チケットが値上げされたにもかかわらず「前売り完売」。
◆全タイトル戦まだ発表されていないにもかかわらず「前売り完売」。
◆2017.6.11 大阪城ホールのセミとメインに出場する選手4人、オカダカズチカ、ケニー・オメガ、内藤哲也、棚橋弘至がシリーズ前哨戦に全試合出場していないにもかかわらず「前売り完売」。
最後に・・・
今の新日本プロレスは、選手過多で試合に出場できない選手もいる。ある意味、サバイバル化している状態。
そんな中、今行われている「ベスト・オブ・スーパージュニア24」では、鈴木軍のジュニア勢4人が「生き残る」ために頑張っているようにも感じる。
大阪城ホールでは、鈴木軍として1試合しか組まれていないことから、是が非でも「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」か「NEVER無差別級6人タッグ王座」に絡みたいところだろう。
ぜひ、頑張ってほしい。
では。
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